■有料老人ホームでの看護師の役割
看護師は、健康相談室につめていて、血圧、体重、体温などを定期的に測って、入居者の健康を見守っています。看護師と入居者とは気心の知れた仲になっていますから、いろいろと相談でき、健康チェックが容易です。
今朝の体調はおかしいなと思った入居者が、健康相談室をたずねるということだけではありません。要介護の状態となると、体調がおかしいということを、なかなか入居者自身では自覚できませんので、寮母が熱っぽいなとか、食欲がないなと発見すると、看護師に様子をみてくれるよう依頼します。こうして病気が初期の軽いうちに発見されて、早目の治療や入院ができます。こうした早期の判断をすることが、ホームで働く看護師の最も大切な仕事です。
当ホームにおいては、病気がホームのなかで初期のうちに発見され、早目の対応ができる背景には、このように看護師が、健康な入居者や疾病をもつ入居者の健康状態を、日常的に把握していることがあるのです。
看護師が行っている入居者の健康状態の把握とは、血圧、体重、体温などの定期的なチェックに限りません。食堂や居室を訪問して、食事の量や入れ歯の具合などを確認する。また、排泄物の観察などを行うなどがあります。特に、要介護者用の食堂では、看護師が多数の入居者の健康状態を短時間に把握できることに、自宅での生活とは異なり、集団生活を行うホームの大きな利点があるといえましょう。
入居者にとって、ホームのなかに看護師がいることは心強いことです。入居者は自分と気の合った看護師とじっくり話しをしています。長いときは一時間も話しを続けていることがあります。また、毎日、体温や血圧などを健康相談室に計りにくる入居者もいます。
また、看護師の役割は、ホームの顧問医や通院先の病院の医師との連絡です。ホームでの日常生活や体調を報告します。若いときと異なり、お年寄りの場合は、糖尿病や心疾患、高血圧、リューマチなどの慢性疾患をかかえていることが多いですから、日常の生活状態は医師にとって貴重な判断材料となります。そして、医師から個々の入居者についての医療上の注意点をもらいます。
入院が必要となれば、本人に説明したり、遠くにいる家族へ電話で説明を行うこともあります。入院中は、入院先の医師、看護師との情報交換を行います。要介護の入居者については、退院のときの、ホームでの受け入れ体制を考えます。
寮母とのチームワークもまた、大切な看護師の役割です。疾病をもち要介護である入居者の生活を24時間、365日直接支えているのは寮母です。寮母が仕事をしやすいように、看護師が援助し、密な情報交換やチームワークが、ホームでの入居者の生活を快適なものにしているのです。
<<戻る
ご利用上の注意
個人情報の取り扱いについて
サイトマップ
Copyright BONSEJOUR VARIE CORPORATION. All rights Reserved.